こんな方におすすめ
- 在宅勤務の実態を知りたい方
- 在宅勤務のメリット・デメリットを知りたい方
眠い目をこすりながら満員電車に乗っていると、ふと車内から「テレワークにご協力ください」のアナウンス。
友人との飲み会終わり、友達の「あした在宅勤務だから余裕だわ〜」発言を聞いた時。
こんな風に「羨ましいなあ」と感じたことはありませんか?
- 周りが在宅勤務をしている
- 会社で私の部署だけ在宅勤務が推進されていない
- 在宅勤務って羨ましいな
- 実際在宅勤務ってどうなの?
上記のようなもやもやを感じている方に向けて、この記事では、在宅勤務と都内での出社勤務どちらも経験している私が、実際の体験と周りの人たちを見て感じる在宅勤務のリアルをお教えします。
自分は本当に在宅勤務が向いている人なのか、ぜひ考えてみてくださいね。
流れは以下のとおりです。
- 在宅勤務のリアル
- 本当に羨ましい?デメリットのご紹介
- 在宅勤務してはいけない人
- 未経験からでもできる!在宅勤務の仕事
- まとめ
体験者が教える在宅勤務のメリットとデメリット、そして向いてる人と向いていない人をご紹介したあと、未経験からでも可能な在宅勤務の職種を実体験を交えながらお教えしていきます。
在宅勤務のリアル
在宅勤務歴4年の私がテレワークについて感じていることを順番にご紹介します。
通勤時間がなくなる
朝起きて、最悪ベッドから出て数歩で仕事にうつれますので、これまで通勤に充てていた時間を他のことに費やすことができます。
出社時のストレスもなくなりました。
私が使っていた路線は常に超満員の電車でしたので、あのピリピリとした殺気を感じなくなったのは、精神的によかったです。
また、私は朝がかなり苦手でして、、
基本的にいつもギリギリに会社に着いていたのですが、遅延による遅刻の心配などがなくなって心に余裕ができました。
自分で仕事をコントロールできる
出社していると、
と思っても、
すみませんこれ教えてもらってもいいですか〜?
などと声をかけられて気がそがれてしまった…
なんてことがありませんか?
在宅勤務だと、このような横やりが入ってくることが減ります!
おかげでメリハリをつけて仕事ができるようになったので、かなり業務効率が上がりました。
入ってくる情報が限られる
出社すると、良くも悪くも多くの情報がはいってきますので、人の顔を伺いすぎてしまうことがあります。
「なんか今日、上司の機嫌が悪いな」
「Aさんたちまたタバコ休憩に行ってるよ…」
在宅勤務になると、視覚的に把握できる情報が限られてくるので、このようなことを知らずにすみます。笑
気遣いが得意な方や、周りに敏感な方は、余計なことに気を遣わずに仕事ができ、ストレスが減るでしょう。
ただし、もちろんその裏返しで、出社すると知ることができた情報が抜けてしまう可能性もあることは理解しておいてください。
自分の意思で出社している人も多い
ここまでよかったことを多めに書いてきましたので、
と感じる方もいるかもしれません。
しかし、私の周りを見ると、テレワークができる環境でありながら、自分の意思で出社している人もかなりいるんです!
人によっては
- 1人だと集中できない、
- 子供がいるから集中できない、
- 出社した方が業務効率がいい
などさまざまな理由から出社することを選んでいる人も多くいます。(次の項目で詳しく解説しますね)
私は前10人ほどの部署だったのですが、半数近くは定期的に出社したい、という意見でした。
以上が在宅勤務歴4年の私が感じるテレワークのリアルをご紹介しました。
まとめると以下です。
在宅勤務のリアル
- 通勤時間がなくなる
- 自分で仕事をコントロールできる
- 入ってくる情報が限られる
- 自分の意思で出社している人も多い
本当に羨ましい?デメリットのご紹介
先ほど、テレワークを使用できるのにもかかわらず、自ら出社勤務を希望している人たちもいるとお伝えしました。
それは、在宅勤務のデメリットを強く感じているからではないでしょうか。
いまから具体的にご紹介しますので、本当に羨ましいと感じるかどうか、ぜひ確認してみてください。
太る
まず1番は「太る」です。
直球ですね笑
通勤で動いていた時間がまるっとなくなりますので、意識的に動かなければ、活動量が足りません。
また、常に家でお菓子が置ける環境、かつ人の目線も感じない状況のため、口寂しい時に気軽に食べてしまう、なんてことも発生します。
通勤がいい運動になっていたことを痛感しました…
私はマックス6キロ太りました…汗
運動しなければ、と思いつつ、わざわざ時間を作って運動するのはなかなかハードルが高いですよね。
もともと運動習慣のない人は、ある程度体重が増えるのは覚悟しておいた方がいいかもしれません。。
仕事とプライベートの境界線が曖昧になる可能性がある
在宅勤務は、極端にいえば永遠に仕事ができてしまう環境にあります。
たとえば、下記の例をみてください。
(食事中)ん…?何か上司から携帯にチャットが来てるぞ…
これ明日中にやっといてください?
ええ…今日はもう終わりのつもりだったけど…
明日はミーティングがつまってるから今日やっちゃおうかな…
このように「終わらせた」と一度思っても、またすぐに仕事を再開することができてしまうんです。
進行中の仕事があると、食事中も、なにか連絡きてないかな…とソワソワすることもあります。
自分で意思を強く持ってオンオフのメリハリをつけることができないと
逆に在宅勤務の方が疲れてしまうかもしれません。
また、通勤時間に読書をする!勉強する!など決めていた人は、逆にその習慣がなくなることで、行動がだらけてしまう可能性もあります。
チャットコミュニケーションが大変
在宅勤務だと、基本的にチャットでのコミュニケーションがメインになると思います。
文章で相手にわかりやすく伝える、を意識するために、対面だと数秒で終わっていたことが、文字のみだと何分も考えなければいけなかったりします。
自分は大丈夫!と思っても、逆にチャットコミュニケーションがあまり得意ではない人が相手だと、下記のような心配やストレスが発生してくるかもしれません。
こういうように、対面だと表情や仕草から把握できていた情報がなくなり、心配事が発生してくる可能性もあります。
孤独感を感じる
言葉通り、一人暮らしだったり日中誰もいない状況だと、かなり孤独です。笑
直接人の気配を感じることがないので、チャットできる状態とはいえ、寂しい思いをすることがあります。
おかげでコロナの影響で出社がしばらく制限されていた時期はコミュニケーション能力が下がっていたと思います…。
逆に仕事が増える可能性もある
リモートワークの環境が整っていない会社だと、非効率な各所への申請が多数発生して逆に仕事量が増えた…なんてことも。
また、サボっていないか数字が細かく見られるため、出社していた時より真面目に高いパフォーマンスが求められてしまう…という会社もあるそうです。
在宅勤務のデメリット
- 太る
- 仕事とプライベートの境界線が曖昧になる可能性がある
- チャットコミュニケーションが大変
- 孤独感を感じる
- 逆に仕事が増える可能性もある
在宅勤務に向いていない人
これまで在宅勤務のリアルやデメリットをお伝えしてきましたが、以上を踏まえて「在宅勤務に向いていない人」は具体的にどんな人なのでしょうか?
以下でみていきます。
スペースがない人
仕事に集中できるのが在宅勤務のいいところ!とお伝えしました。
しかし、小さいお子さんなどがいる家庭だと、
と、逆に邪魔が入ってしまう可能性もあります。
また、1人暮らしの人も、1Kの場合は生活スペースと仕事スペースが同じになるため、メリハリをつけることが難しい人もいます。
誘惑も多いため、集中できない!となってしまう可能性もあるでしょう。
入社したばかりの人、チームで仕事をすることが多い人
入社したばかりだと、わからないことだらけで聞きたいことがたくさん出てくると思います。一つ進めるのにもたくさん確認事項が発生してきますよね。
また、チームで仕事をしている人も、いろいろな人とのコミュニケーションが頻繁に発生してくるでしょう。
出社していれば、様子を見ながら気軽に近くにいる人に声をかけることができますよね。 「いまは余裕がありそうだから声をかけてみよう」という具合です。
ただテレワークだと「チャットするほどでもないよな…今忙しかったらどうしよう…」と気を遣いすぎてしまって聞きづらい、なんてこともあるかもしれません。
完全テレワークの場合も、初めのうちはチームで出社しもらえないか交渉して、一通りやるべきことを把握できた方がいいでしょう。
未経験からでもできる!在宅勤務の仕事
ここまで読んでみて、いかがでしたか。
デメリットはわかったけど、あなたはやはり「在宅勤務が羨ましい!やってみたい!」となったでしょうか。
いまの会社で在宅勤務が難しいのであれば、在宅勤務ができる会社に転職する、というのも私は一つの手だと思います。
世の中には、あなたが想像している以上に在宅勤務ができる会社がたくさんあります。
できなくて延々とストレスをためるより、動いてしまった方がいい人もいるのではないでしょうか。
会社の制度や周りの考えを変えることは、自分1人では難しいかもしれません。しかし、所属する環境を変えるのは可能です。
逆に言うと、変わらない環境に文句を言うより、身を置く環境自体を変えてしまった方がラクなんです。
在宅勤務ができる職種としては、
エンジニア、インサイドセールス(営業)、カスタマーサポート、事務職などがあります。
職種や業界ではなく、会社が在宅勤務を推進しているか、で決まるので、いままでのあなたの経験を活かし、在宅勤務ができる会社に転職することも可能ですよ。
接客しかやったことない!なんて人も、コミュニケーション能力など、培ってきた強みを活かして働ける職種が必ずありますので安心してください。
転職を少しでも考えた場合は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
どんな転職エージェントをつかえばいいかわからない!という方は、
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無料で登録・相談ができますので、まずは気軽に検討してみてくださいね。
直接モヤモヤしたことを聞いてもらえて、自分のキャリアについての考えをまとめることもできます。
まとめ
在宅勤務歴4年の私が、実際やってみて感じたリアルをお伝えしました。
- 在宅勤務にはメリットもデメリットもあること
- 向いていない人もいること
- 在宅勤務をしたいと思ったら、転職する選択肢もありということ
以上をお伝えしました。
みなさんが、充実した仕事生活を送れるよう祈っています!
ここまでお読みいただきありがとうございました♪