こんな方におすすめ
- 転職後、仕事内容や働き方が想像と違っていた!という状況を防ぎたい人
- 転職で失敗したくない人
- 自分のやりたい仕事で働きたい
本記事の信憑性
こんな失敗をしてしまったらどうしよう。
そうおもって転職活動に二の足を踏んでいる方はいませんか?
この記事では、採用人事をしている私が、そんな入社後の「思ってたのと違う!」という状況を回避する、転職を成功させるための方法を3つご紹介します!
自身も転職経験ありで、ホワイト転職を達成をした私が解説していきます。
人生の大部分を費やす大事な仕事で「思ってたのと違う」となるのは、避けたいですよね。
結論から言うと、
- 自分のイメージを言葉にしてみる
- 自分がそのイメージを楽しめるか考える
- 面接の場でしっかり確認する
この3つをやればOKです♪
具体的な方法も解説していきますので、安心してくださいね。
ぜひ最後までお読みいただき、転職を成功させて、充実した毎日を過ごしていただけますと幸いです!
順番に見ていきましょう^^
思ってたのと違う!となる人
こんにちは!現在、大手人材会社で採用人事をしているきゃり子です。
私は一時期、人材派遣を扱う部門で仕事をしていました。
そのときに派遣スタッフの方とたくさん面談をしましたが、みなさんが仕事を辞めたいと感じた時の圧倒的一位は「思ってたのと違う」「想像していた仕事や職場と違う」というものでした。。。
それくらい、頻繁に起こりうる問題なんです。怖いですよね。
例えばみなさんも「ネットで買った商品が想像より色が違った」「試着せずに買った服が思っていたより大きかった」なんて経験はないでしょうか?
商品だったら買い直せば済みますが、人生の大部分を費やす大事な仕事で「思ってたのと違う」となるのは、避けたいですよね。
そう思うかもしれませんが、今回ご紹介する方法を使えば、転職前でも自分のイメージした通りの仕事に就くことが可能になります!
「思ってたのと違う!」となるのを防いで、充実したキャリアを歩んでいきましょう^^
自分のイメージを言葉にしてみる
思ってたのと違う転職を回避する1つ目の方法は「自分のイメージを言葉にしてみる」ということです。
そもそも、「自分がその仕事にどんなイメージを持っているか」を一度言葉にしてみましょう!
- 職場の雰囲気は?働き方は?
- 1日のスケジュールは?
- コミュニケーションを取るのはどんな相手か?年齢層やどんな性格の人が多いか?頻度はどれくらいか?
- 身体を動かすことが多いのか?頭を使うことが多いのか?
- ルーチンワークが多いのか?イレギュラーが多いのか?
例えば、一言で「事務職」の仕事といっても、
毎日ひたすらもくもくと決められたことを一人でこなす事務仕事もあれば、
社内や社外のさまざまな人とコミュニケーションを取りながら、毎日依頼される仕事をこなす事務仕事もあります。
1日の中で締め切りが細かく決まっていてスピード感が大事な事務仕事もあれば、
ある程度締め切りまでに猶予があって、クオリティが重視される事務仕事もあります。
この、言葉から自分が仕事や職場に対して受け取っていたイメージが実際の仕事や働き方と異なっていた場合に「思ってたのと違う!」が生み出されます。
まず自分はこの仕事や会社に対してどういうイメージを持っているのか、ということを具体的に考えてみましょう。
またさらに、それに対して自分がどういう印象や感情を抱いたか、というのもメモできるとよりGOODです。
例
今回紹介してもらった仕事は、中小IT企業の営業職。
同じく中小企業のお客様を相手に、業務効率化ができる自社ソフトを売る仕事。
お客様は人事が相手で、基本的に毎日外出が発生する。
HPを見たところ、直行直帰も可能らしいから、慣れてきたら裁量を持って働けそうだ。
その分、自分で考えて動くことが求められるだろう。
営業職だから売り上げのノルマは課されるだろうな。
前職でもノルマはあったが、このあたりは少し不安だな。
でも、離職率の低い会社だから無茶なノルマが課されることはなさそうだ。
営業以外にも、見積書の作成など、苦手な事務仕事も自分でこなす必要があるだろう。
それと、IT系の会社で情報進化が早そうだから、日々勉強することが必要になってくるかもしれないな。
また、ペーパーレスが進んでいて色々なソフトを使いこなす必要もあるだろう。
自分が今その仕事に対しても抱いている働き方のイメージを、できるだけ細かく考えてみましょう!
全然思い浮かばない!という方は、そもそもなぜその求人に応募しようと思ったのか?を考えてみるといいかもしれません。
少し大変な作業ですが、転職後のギャップを少なくするためにとっても有効な作業ですので、がんばってみましょう^^
自分がそのイメージを楽しめるか考える
しっかりとその仕事に対してのイメージを言語化することができましたか?
次は「そのイメージの仕事が本当に自分に合っているのか?」を確認していきましょう。
この作業をしっかりやらないと、せっかくイメージした仕事でも自分とミスマッチを起こし、転職後の「思ってたのと違う」を生んでしまいます。。
たとえば、フリーアドレスの会社って先進的でかっこいい!と思ったとします。
※フリーアドレス:オフィスの中で固定席を持たず、毎日好きな席で働く職場。
ただ、自分が普段から気を遣ってしまう性格だった場合、もしかしたら毎日決められた席に座るほうが性にあっているかもしれないですよね。
また、いろいろと道具や書類を使いながら仕事をする職種の場合、席が固定されていて、荷物を置きっぱなしにできる職場の方が働きやすいかもしれません。
このように、先ほど考えた働き方で働いている自分をイメージして、本当に自分はその働き方が向いているのか?を一旦考えてみましょう。
ただし、完璧に自分の希望する働き方とマッチする仕事!というのを探すのは、なかなか難しいです。
100%合ってる仕事じゃないかもしれないけれど、このぐらいだったら許容できると感じられれば転職後の「思ってたのと違う」は回避できるでしょう。
例
事務職は土日休みでしっかり休みが取れて、1日中座ってPCの前で作業しているイメージ。
販売職をしていた私からすると、体力を使わずに働けるイメージであこがれる。
でも、よく考えたら座りっぱなしで自分が集中できるか少し不安だ…。
ただ求人票を見る限り、営業職の人や社内のいろいろな人と関わりながらの仕事で、
もくもくと行う作業でなく、コミュニケーションを取りながら進めていくようだから、やっぱりやっていける気がする!
自分のイメージと自分自身が問題なく合っている(許容できる)ことが確認できたら、次のステップに進みましょう^^
面接の場でしっかり確認する
最後に、そもそも「自分が作ったイメージは本当に合っているのか」を確認します。
そのために、面接の際に必ず仕事や会社についての「逆質問」を行いましょう。
シンプルですが、その会社の人に聞くのが一番間違いがなく、手っ取り早いです!
通常、面接の最後に「何か○○さんの方から質問はありますか?」と聞かれますので、
そのときに具体的な働き方や知りたいことを質問して確認しましょう。
この時に大事なのは、自分が本当に知りたいことを質問する!という事です。
例
- お客様はどのような業界や職種の方々ですか?
- 差し支えなければ、雰囲気理解のために、部署の規模やメンバー構成、年齢などを教えてください。
そう思う人もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です!
会社が一番嫌なのは、採用した人にすぐ辞められることだからです。
そのため会社からしても、候補者が納得感を持って、自分のイメージとミスマッチがない上で入社してほしいと考えています。
なぜなら、通常一人採用するのに平均80万円もコストがかかっているからです。
これだけお金をかけて採用したのに、思ってたのと違う!とすぐ辞められてしまったら、またコストも労力もかけて新しい人を採用しないといけなくなってしまう…。
そうなるのは、人事からすると絶対に防ぎたいんです。
例えばみなさんも、せっかく指導した新入社員がすぐに辞めてしまったら、
あの時間が無駄になってしまった、また新しい人に教えないといけないなあ…と大変ですよね。
面接の場は、会社があなたを判断する場でありますが、あなた自身が会社を判断する場でもあるのです。
印象を良くしようとして、当たり障りのない質問ばかりしていると「この人は本当にうちに興味があるのかな?」とむしろ不信感につながります。
(特に人事は何人も面接をしてきているので、普通にバレます…)
申し訳ないですが、それもすこし違います。
逆質問で気をつけて欲しいことが2つだけあります!
これからその2つをご紹介します。
質問する相手を考える
逆質問で気をつけて欲しいこと1つ目は「質問する相手を考える」です。
基本的に、一次面接〜二次面接は現場や人事が担当し、最終面接は役員が行う、という場合が多いです。
最終面接の役員の人に部署の雰囲気や構成を聞くよりも、現場の人に聞いたほうが間違いがないですよね。
逆に、今後の会社の方針などについて知りたい場合は現場より役員に聞くべきでしょう。
HPをみればわかるようなことや福利厚生/年収についての質問は控える
逆質問で気をつけて欲しいこと2つ目は「HPをみればわかるようなことや福利厚生、年収についての質問は控える」です。
せっかく経歴がマッチしても、これらの質問をすると「この人待遇ばかり聞いてくるな…ちゃんと働いてくれるのかな…うちに貢献してくれるのかな…」と不安に思われ、不合格になってしまう可能性があります。
また、大前提として、事前に会社HPに載っていることを聞くのはやめましょう。
会社についての志望度が低いと受け取られて、やはり不合格になってしまう可能性があります。
これについては、知る方法が2つあります。
1、インターネットで調べる
現在は転職の口コミサイトが多数存在しています。
そこで働きやすさや年収について、実際にそこで働いていた人からある程度知ることができますよ。
私のおすすめは「転職会議」です。
転職会議は、口コミを入力すると一定期間無料で見られるので、あなたが今や昔に働いていた会社の口コミを簡単に入力すれば、一定期間閲覧し放題なんです。
また、新卒採用をしている会社の場合、平均勤続年数や離職率は開示することが義務付けられています。
そのためその会社の新卒向けのナビサイト(マイナビやリクナビ、ワンキャリアなど)を調べれば出てきます。
それでも知りたいことが出てこなかった場合は、2つ目の方法を使いましょう。
2、転職エージェントを使ってエージェント経由で聞いてみる
転職エージェントを使えば、転職のプロが聞きづらいこともうまく会社に聞いてくれます。
転職エージェントに、知りたい情報とその理由を伝えてみましょう。
以前その会社に転職した人の情報なども持っている場合がありますので、もしかしたら口コミ以上にリアルな情報を持っている可能性もありますよ。
他にも、正しい年収交渉や退職交渉などもエージェントが行ってくれますので、会社に悪い印象を与えることなく入社することが可能です。
ぜひ積極的に転職エージェントは活用していきましょう!
安心してください!転職エージェント経由で入社した人が早期退職した場合、エージェントは企業から得た成功報酬の一部を返金しなければいけません。
エージェントからしても転職後の「思ってたのと違う」から退職されるのを回避したいため、正しい情報を伝えます。
どんな転職エージェントをつかえばいいかわからない!という方は、
下記のエージェントを使うことをおすすめします。
- 全員におすすめ
応募書類の準備から面接対策まで、親身に転職をサポートしていただけます。年齢、業界問わず評価の高いエージェントが揃っていますので、自分の希望に沿った求人を紹介してくれますよ。
- 第二新卒の方はこちら
経験・学歴不問で、未経験職種への転職やはじめての就職でも安心して活動できるようサポートしていただけます。既卒やフリーターの方にも強いエージェントで、じっくりと長時間のヒアリングが特徴ですので、あなたにぴったりの求人を紹介してくれますよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回の方法を使えば、「思ってたのと違う!」とならない転職が実現できるでしょう。
まとめると以下のとおりです。
まとめ
- 自分のイメージを言葉にしてみる
- 自分がそのイメージを楽しめるか考える
- 面接の場でしっかり確認する
私は、転職は毎日を充実させるための手段の一つであると考えています。
せっかく転職しても、またいやいや働くことになってしまったら意味がないです。
そのために、転職口コミサイトや転職エージェントもうまく活用しながら、思ってたのと違う!とならない、理想の転職を実現させていきましょう♪
ここまでお読みくださりありがとうございました。
今回の記事が、少しでもみなさんのお役に立てましたらうれしいです!