こんな方におすすめ
- HSP気質で働くのが働くのが辛い人
- HSPにおすすめの仕事を知りたい人
このようなお悩みを抱えてはいないでしょうか?
仕事をするだけで心も身体もへとへとになってしまう…仕事が続かない…この記事ではそんなHSP気質のあなたに「HSPに向いている仕事」「HSPが避けるべき仕事」をご紹介します。
HSPは決してネガティブなことではありません!特徴を生かせる、自分にあった仕事はなんなのか?他の人は仕事をどうしてるのか?ぜひ確認してみてくださいね。
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HSPの特徴
まず、前提としてHSPの特徴について確認します。
HSPは生まれつき感覚が繊細で刺激を受けやすい特性を持っている人のことです。「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の呼び頭文字をとっており、最近だと「繊細さん」と呼ばれることも多いですが、障がいや病気ではありません。生まれもった特徴のことを指します。
また、約5人に1人がHSPと言われており、決して珍しい気質ではありません。
HSPの特徴としては、以下があげられます。
- ものごとを深く考える
- 音や光など環境の刺激に敏感
- 感受性が強く、相手の感情の影響を受けやすい
- 他の人が気づかないような変化にすぐに気づく
久しぶりに訪れた場所で、なにかわからないけど配置が変わった気がする…など感じたことはないでしょうか?
このように些細な変化に敏感という特徴があります
繊細で生きづらさを抱える人も多いですが、上手く使えばそうでない人と比べて大きな成果を上げることも可能です!
また、HSPには下記のようなメリットがあります。
HSPのメリット
- 一つのことを深く考えられる
- 洞察力が高く細かいところに気がつく。その分他の人より正確な判断ができる。
- 共感力が強く、思いやりをもって行動ができる
- 察する力が強い
- 感受性が豊富でクリエイティブな発想がしやすい
ただし、HSPの中でもHSS型(High Sensation Seeking)と呼ばれる人は、HSPの中でも好奇心が旺盛で刺激を求める傾向があります。
気の赴くままに手を出しがちですが、HSPでもあるので終わった後に疲労困憊してしまい、生きづらさを感じる…。そんな「矛盾」を抱えながら生きている人ですが、その分幅広い知識を経験を得られ、器用に物事をこなせることも多いです。
HSPに向いている仕事
では、HSPの人が強みを生かして働ける仕事とはどういったものなのでしょうか?
HSPの人が向いているのは、「①刺激の少ない環境であること」「②強みを生かせる職業であること」に当てはまる仕事が該当します。
具体的には
- 1人で進められる仕事
- 共感力の高さを生かせる仕事
- 五感を使う仕事
- 正確さを追及できる仕事
こういった仕事がおすすめです。
もちろんあなた自身の性格にもよりますので一概にはいえませんが、解説していきますので、どれが自分に最も向いているか?確認してみてください。
1人で進められる仕事
他の人と関わる仕事だと、「入ってくる情報量が多すぎて集中できない」「気をつかいすぎて疲れる」などうまくパフォオーマンスを発揮できない可能性があります。
そのため、個人作業で自分のペースでできる仕事をするのがいいでしょう。
- WEBライター
- WEBデザイナー
- WEBマーケター
- グラフィックデザイナー
- UI/UXデザイナー
- システムエンジニア
- 動画編集
- 家事代行サービス
- 小説家
共感力の高さを生かせる仕事
他人の痛みや感情に敏感で、気持ちを理解することのできるHSPは、人と一対一で向き合う仕事も向いています。
- 心理カウンセラー
- 臨床心理士
- 整体師
- エステティシャン
- セラピスト
- マッサージ師
- コーチング
- キャリアコンサルタント
共感力の高さを活かして悩みを解決してあげることで、感謝がやりがいに繋がることも多いでしょう。
五感を使う仕事
敏感なセンサーは、人以外にも発揮します。
そのため、下記のような仕事も向いています。
- イラストレーター
- ハンドメイド作家
- カメラマン
- 音楽家
- 農業
- フラワーコーディネーター
- トリマー
- ペットシッター
- アロマテラピー
またストレスを感じやすいHSPにとって、植物や好きなものに囲まれる心地よい空間で作業することは働きにくさの減少にもつながります。
正確さを求められる仕事
責任感もあり丁寧なので、細部まで気を配ることが求められる仕事も向いています。
- 工場のライン作業
- 自動車や航空整備士
- 電子部品や電子回路製造業
- 一般事務
- 経理
- データ入力
- 研究員
もくもくとこなせる作業が得意な人は上記がおすすめです。
ただしHSS型の人は、ずっと同じ作業を続けることは物足りなさを感じてしまうので、避けた方がいいでしょう。
仕事の内容の他にも、在宅勤務ができるなど1人で集中できる環境も大切です。
HSPに向いていない仕事
では逆に、HSPが向いていない仕事はどういったものなのでしょうか?
HSPの弱みは下記です。
- ネガティブ思考になりがち
- ストレスを抱えやすい
- 人の言動を気にする
- 完璧主義
こういった弱みを避けた仕事につくことで、HSPは輝くことができます。
そのため、以下に当てはまる仕事は避けた方が無難でしょう。
- ノルマが厳しい仕事
- 様々の人を巻き込んで行う仕事
- 体育会系の社風での仕事
ノルマが厳しい仕事
ノルマを立てられ、自分のペースで働くことが難しい仕事ではストレスを感じやすいです。
また、周囲と競争する必要があるので、共感能力の高さが仇となり苦痛となってしまうかもしれません。
- 新規営業職
- 保険や不動産関係
- 数字を追うことを求められる仕事
様々の人を巻き込んで行う仕事
狭く深くを好むHSPは、初対面の人と多くやりとりする仕事は向きません。
必要以上に気疲れを起こしてしまいます。
- 新規開拓営業
- テレアポ
- プロジェクトマネージャー
- ディレクター
- コールセンター
体育会系の社風での仕事
体育会家の社風の会社だと、繊細さを理解してもらえない場合が多くあるため避けておいた方が無難でしょう。
- 現場作業
- 不動産、建築関連
もし今、あなたが上記のような仕事についていて実際に「向いていない」と感じているのであれば、転職を考えてみてもいいと思います。
HSPの仕事の探し方
転職をするとなった際、どのように仕事を探していけばいいのでしょうか?
HSPの方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
まずHSPの人は、繊細がゆえ「仕事が辛い、合わない」と思っている人も多いです。
けれど、先述した通りHSPだからこその強みもたくさん持っています。
転職エージェントを利用すれば、そんなあなたのHSP気質を理解して適した仕事を紹介してくれます。
HSPの人は自分の強みに気づけていない方がほとんどです。
エージェントは、さまざまな角度からあなたを理解し、強みとそれを生かした仕事を教えてくれます。
未経験職種/業界へのチャレンジの場合、実際その業界や仕事がどういったことを行うのかといったことも具体的に教えてくれますよ。
ただし、自分はHSPです!と最初から伝えるのはおすすめしません…。
まだまだHSPへの世間の理解は進んでおらず、病気だと勘違いされてしまうこともあるからです。
HSPと伝えるのではなく、自分の気質(周りの目を気にしやすい、気遣いができる等)を一つずつ伝えていってください!
自己分析は一緒に対応してくますので、安心してくださいね
そのほか、エージェントを利用すると下記のようなメリットがあります。
- 客観的にあなたにマッチした求人を紹介してくれる
- 紹介した会社の社風を理解している
- その会社の面接でよく聞かれる質問などを教えてくれる
- 年収や退職交渉を代わりにやってくれる
HSPはマルチタスクが苦手な傾向があるので、利用した方がストレスなく転職活動を進めることができるでしょう。
1人で悩みがちなあなたの、心強い味方になってくれるはずです。
特に最後の交渉フェーズは、自分でやるとかなり負担がかかることが多いです。ぜひエージェントを活用してみてくださいね。
現役人事がHSPの人におすすめる転職エージェントは下記です。
選んだ基準:①エージェントの質が高く寄り添ってくれる②求人が豊富
おすすめエージェント
dodaエージェントサービス :業界トップクラスの求人数!エージェント機能はもちろん、スカウト機能やサイト機能も充実
マイナビエージェント :女性や20代〜30代の若手向けの求人多数!
第二新卒エージェントneo:第二新卒の方はこちら!徹底したサポートで、初めての転職でも寄り添った対応をしていただけます。
無料で相談が可能ですので、まずは登録してみてくださいね。
登録後、面談依頼のメールか電話がかかってきますので、そこから面談に進んでいってください。
HSPは仕事どうしてる?
HSS型HSPの私(きゃり子)は現在人事採用を行なっていますが、現職には満足しています!
理由は以下が挙げられます。
- 業務の幅が広く、HSS型の好奇心を満たすことができる
- 面談などでHSPの共感力をいかすことができる
- なにより社風がマッチしている(穏やかな人たちが多くて安心して働くことができています)
- 在宅勤務ができる(ほぼフルリモートで就業しています!)
採用はいろいろな人と関わることが多く、正直疲れてしまう場面もあるのですが、在宅なので適度に休憩しながら自分のペースで働いています。
前職はまさにザ・体育会系の社風だったので、本当に合っていなかったなと感じています…。
私の性格や適性をヒアリングしてくれたうえで、会社のリアルを知っているエージェントに紹介してもらったので安心して入社することができましたよ。
まとめ
今回は、HSPの人に向いている仕事についてご紹介しました。
HSPの人は仕事をどうしてるんだろう?と感じる方は、転職エージェントサービス を活用しながらぜひ自分の適職を見つけていってください。
HSPの強みを活かせる仕事につけば、これまでとは変わって自分らしく働くことが可能になります。
繊細な自分に困ってしまうこともあるかもしれませんが、責める必要はありません。特徴を活かしながら、生きていきましょう!
HSPは気質の一つです。ポジティブやせっかちなどといったものと同じです。克服すべきものではなく、能力の一つだと思って向き合っていってください。
ただしストレス対策は事前にしっかり考えておくのがいいでしょう。
ストレスが溜まったら紙に書き出したり、自分の好きなことをしたり、あとは「何もしない時間」を意識的に作ることもおすすめです。
あなたが自分らしくいられる仕事につけることを応援しています。
ここまでお読みいただきありがとうございました!