この記事では、上記のようにビズリーチって広告やCMでよく見るけどどうなの?と思っている方に向けて、実際に私が利用者として使ってみた感想をお教えいたします。
使ってみた結論をいうと「20代後半以降ならとりあえず登録をおすすめ!」です。
アラサーの私がビズリーチを使ってみた結果、プライム上場している大手IT企業から内定をいただきました!
私は結果として内定を辞退し転職はしなかったのですが、おすすめできるサービスです
使ってみた具体的な感想や、内定を得るまでどのように利用していたのかをお伝えします。
ビズリーチを使うか悩んでいる方に向けて、すこしでもお役に立てればうれしいです。
\待っているだけでOK/
なお、私のスペックは下記です。
- 中堅私大卒
- アラサーOL
- 新卒を2年足らずで退職し、職歴2社
- 現在は人事採用職
ビズリーチのメリット
こんにちは。人事採用をしているきゃり子です。
ビズリーチはスカウト型の転職サイトです。
- 待ってるだけでOKなのでラク
- ハイクラス求人が多数
- ヘッドハンターの質が高い
- 企業からのスカウトも通過しやすい
ひとつひとつ解説していきます。
待ってるだけでOKなのでラク
ビズリーチはスカウト型の転職サービスです。
登録するとあなたのプロフィールをみた企業やヘッドハンターから求人の紹介が届きます。
職歴を記入後、あとは待って届いたメールを確認するだけでOKです。
能動的に求人を探す必要がないので、在職中の忙しいときでも自分の希望条件にあった求人を確認することができます。忙しくて探せなかった!という機会損失を減らすことが可能なんです。
ただし一般的に転職エージェントとは異なり、登録すると自動でキャリアアドバイザーがつくわけではありません。その点は理解しておきましょう。
そのぶん、自分のペースで転職活動を進めることができるのでとてもラクでした!
転職エージェントだとまず求職状況のヒアリングのためにキャリアアドバイザーとの面談が真っ先に入り、エージェントによっては鬼のように電話がかかってくることもありますが、ビズリーチは決してそんなことはありません
ハイクラス求人が多数
よく広告に出てくるコピーのとおり、高収入(ハイクラス向け)の求人が多くあります。
登録してみると、こんな求人も紹介してもらえるの?と驚くこともあるかもしれません。
先述したとおり、登録後すぐ転職活動をしなきゃいけない!ということはありません。「いい求人がきたらまず話を聞いてみる」でまったく問題がないので、自分はどんな求人がくるのか?市場価値を試してみることをぜひ登録をおすすめします。
ヘッドハンターの質がたかい
ビズリーチには5,000人を超えるヘッドハンターが登録しています。
ヘッドハンターはビズリーチ経由での採用実績や返信率をもとにランク付されており、質が担保されています。
ほか、その人が強みとする業界や職種なども記載されていますので、効率的に自分の希望にマッチするヘッドハンターを選ぶことが可能です。
企業からの直接スカウトは選考で有利
企業から直接スカウトをもらった場合は、実質書類選考免除で選考にすすむことが可能です。
企業からのスカウトに返信すると、まずは通常「カジュアル面談」という形で面談を行います。
そこで志向性や経歴を確認し、問題なければ正式な選考に進みます。
ただし、カジュアル面談で次の案内があれば実質一次面接は確約と思って大丈夫でしょう。
また企業からすると、直接スカウトで採用に至った場合、通常エージェントにわたす紹介料を支払う必要がないので、ポジションによってはエージェント経由よりも採用難易度が低くなる可能性もあります!
ビズリーチのデメリット
- 経験が浅いとスカウトが届かない可能性あり
- 企業からのスカウトの場合、日程調整などすべて自分でやる必要がある
- 質の低いヘッドハンターも稀にいる
順番に解説していきます。
経験が浅いとスカウトが届かない可能性あり
ビズリーチは広告で謳われているとおり、高収入、ハイクラス向けの求人がメインです。
とはいえ年収400万〜求人は多くあるのですが、それでもあなたがまだ20代前半で経験が浅かったり、未経験職種へのキャリアチェンジを希望する場合は、スカウト自体が送られてこない可能性があります。
20代前半の方は、別の20代向けに特化した転職エージェントを利用するほうが得策でしょう。
なお、私が第二新卒の方におすすめするエージェントは【第二新卒エージェントneo】です。
キャリアアドバイザーはみな第二新卒での転職経験者なので、親身に対応してくれますよ。
企業からのスカウトの場合、日程調整などすべて自分でやる必要がある
企業からの直接スカウトの場合、仲介してくれるエージェントがいません。選考の日程調整はもちろん、さらにその後の年収や退職交渉なども自ら対応する必要があります。
直接のやりとりでスムーズにいく反面、少々煩わしかったり、慣れていないとうまくいかない部分もあります。
質の低いヘッドハンターも稀にいる
基本的には質の高いヘッドハンターがほとんどなのですが、一部対応のよくない方も実際いらっしゃいました。
また、明らかに経歴を読んでないばらまき求人だと思われるスカウトをもらったこともあります。
その場合は特に返信せず放置しておきました
ランクの高いヘッドハンターに絞って返信をしたり、どうしても不快な場合はブロック機能でヘッドハンターからの連絡を来ないようにすることもできます。そういった機能も活用しながらビズリーチを利用しましょう。
ビズリーチの使い方と体験談
ではここから、具体的にビズリーチをどのように活用していくのか、私がどのように使っていたのか交えてご紹介していきます。
\まずは無料の登録はこちら/
step
1登録
まずビズリーチへの登録を行います。
メールアドレスとパスワード、現在の年収をはじめに入力します。
次に自分の職務経歴や希望条件などを入力していきます。
自分の職務経歴書については、書けば書くだけ把握してもらえる情報は多くなりますので、できるだけ細かく記入することをおすすめします。
step
2審査
入力が完了すると、登録の審査にうつります。
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトをうたっているので、登録には審査があります汗
とはいえ企業側としても利用しいろいろな求職者をみている私から言わせると、そんなにハードルの高いものではなさそうだと思いましたよ
基本的には翌営業日までには合否の連絡が届きますので、すこし待ちましょう。
step
3希望のスカウトに返信
見事審査に通過したあとは、スカウトがくるのを待ちます。
気になるスカウトがきたら、返信してみましょう。
気になる旨を伝えると面談にうつるので、日程調整を行います。
私は約1ヶ月半アクティブに使っていましたが、ヘッドハンター3人、企業4人に返信しました
返信はテンプレートが用意されているので、簡単に返信することができました!
ビズリーチには企業からのスカウトとヘッドハンターからくるスカウトがありますが、ここまでの流れは基本的に一緒です。
step
4面談
次はいよいよ面談です。
面談内容は企業とヘッドハンターそれぞれ異なります。
企業
企業から直接スカウトが来た場合、多くはまず「カジュアル面談」というかたちでオンライン面談を行います。
面接だと基本的に企業側が候補者を一方的に質問していきますが、カジュアル面談はお互いを知る場です。
カジュアル面談で企業はどのような人材を求めているのかをアピールすることができ、また事前に業務内容を理解してもらうことで、入社後のミスマッチも減らすことが可能です。
求職者側は自分の求める希望に求人が合致しているか、面接では聞きづらいような社風の部分なども確認できます。
面接ではないので、ガチガチに対策する必要はないので安心してくださいね
とはいっても、企業側としての立場から正直に言わせていただくと、選考要素があることは事実です
基本的なビジネスマナーは意識して、今までの経歴の棚卸しはしておきましょう
最低限、下記は答えられるように準備しておきましょう。
カジュアル面談でよく聞かれること
- 転職検討理由や転職への温度感
- その中で今回のスカウトに返信した理由(企業に興味をもった理由)
- キャリアプランや志向性
- 経歴の強み
- 現職に就職した理由
ヘッドハンター
ヘッドハンターからのスカウトに返信した場合も、まずは面談を実施します。
内容はスカウト求人の詳細の説明がメインですが、人によっては自社の説明から求職者のキャリアヒアリングまで丁寧に行う方もいらっしゃいます。
またほとんどのヘッドハンターは、スカウト求人以外の求人もあわせて紹介してくれることが多いです。
なおヘッドハンターの所属会社はなかなか聞いたことのない、小さな会社も多いと思います。
大丈夫かな?と不安になるかもしれませんが、きちんとビズリーチが審査していますので安心してくださいね。
人材紹介のビジネスは割と独立へのハードルが低いこともあり、はじめて聞いたりネットでのクチコミが少ない会社だからといって質が低いわけではありません
ヘッドハンターとの面談でも、上記でお伝えした「カジュアル面談でよく聞かれること」と同内容のことは聞かれることが多いので、簡単に答えられるようにしておきましょう。
step
5選考
説明を聞いて興味がわけば、選考に進みましょう。
ヘッドハンターの場合は、転職エージェントと同じやりかたです。
基本的に応募先企業とのやりとりはヘッドハンターを仲介して行います。
面接対策(過去に聞かれた質問など)はもちろん、その後の年収、退職交渉なども代わりに対応してくれますので、有利に選考を進めることが可能です。
企業からの直接スカウトの場合は、仲介者がいませんのですべて自分一人で対応していきます。
しっかりと準備や企業研究の必要があり、さらに年収や退職交渉の際もうまく立ち回る必要があります。
ただし企業からの直接スカウト場合で内定にいたった場合、企業はヘッドハンター(エージェント)経由で採用に至った場合より採用コストが安く済むので、ポジションによってはエージェント経由よりも採用難易度が低くなる可能性もあります!
決してデメリットばかりではないので、前向きにチャレンジしてみてください
ビズリーチの使い方の流れは以上です。
私はヘッドハンター経由で内定をいただきました!未経験でしたが興味のあった業界への内定をもらうことができ、自分の自信にも繋がりました。
正直、結局現職におおきな不満があったわけではないので内定を辞退する形にはなりましたが、とても効率よく転職活動を行えたと実感しています。今後また転職を考えた際にはまちがいなくビズリーチを利用します
よくある質問
最後に、ビズリーチについてよくある質問について回答します。
無料プランと有料プランについて
ビズリーチには有料プラン(プレミアムプラン)と無料プラン(スタンダードプラン)があります。
違いは後述しますが、基本的には無料プラン(スタンダードプラン)で十分でしょう。
なぜなら下記を完了すると、約3ヶ月(97日間)分無料のままプレミアムプランを利用することが可能だからです。
- 基本情報の登録:30日延長
- スカウトまでの基本ステップ完了:30日延長
- ヘッドハンター5人に返信する:30日延長
- クレジットカードの登録:7日延長
なお、有料プラン(プレミアムプラン)と無料プラン(スタンダードプラン)の違いは以下のとおりです。
項目 | スタンダードプラン(無料) | プレミアムプラン(有料) |
---|---|---|
料金 | 無料 | 3,278円もしくは5,478円(注1) |
通常スカウトの閲覧・返信 | ✕ | 〇 |
プラチナスカウトの閲覧・返信 | 〇 | 〇 |
求人の検索・閲覧 | 〇 | 〇 |
非公開求人の閲覧・応募 | ✕ | 〇 |
特集・公募求人へ応募 | 〇 | 〇 |
シゴト観診断の利用 | × | ◯ |
ヘッドハンターの詳細検索 | ✕ | 〇 |
年収750万円未満の方は3,278円、年収750万円以上の方は5,478円が月額料金としてかかります
一般的な転職活動期間は約3ヶ月といわれているので、無料でも十分活用することが可能です。
会社ブロック機能について
そういう場合も、企業ブロック機能があるので安心してください。
特にブロック数に制限はないので、バレたくない会社ははじめにブロックしちゃいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
実際にビズリーチを使ってみた感想をご紹介しました。
ハイクラス向けの求人を多数保有しており、自分のペースで転職活動ができることが特徴です。「20代後半以上の方はとりあえず登録してみる」ことをおすすめします。
自分の市場価値を把握することができます。転職もいいでしょうし、現職でよりがんばる選択肢をしてもいいでしょう。
なお私は内定をもらったあと3ヶ月間くらいまったくログインをしていなかったのですが、なんとその間にもスカウトがきていました!
積極的に利用せずとも本当に待ってるだけでOKなので、転職の機会損失が回避できます
\自分の市場価値を確認してみる/
あなたがまだ経験が浅い場合は、ほかのエージェントを使うことをおすすめします。
おすすめは【第二新卒エージェントneo】です。
また、そのほか現役人事がおすすめする転職エージェントはこちらにまとめています。
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みなさんの転職活動がうまくいくことを応援しています。